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はーの輔

Author:はーの輔
はてさてどんな方が来て下さるのやら
現在は大阪市内にて住んでいます。音楽、美術館めぐり、旅行、きものに興味があります。
同じ趣味の方もそうでない方もごゆるりとお楽しみ下さい。

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生花(しょうか)は理系?
いけばなシルミル、本日3回目(^○^)。生花をシルミルでございます。

立花は雄大な自然を床の間に引き込む形ですが、
生花はもっと身近で、植物自体が持つ個性を床の間に乗せます。
植物自体が持つ個性とは、どんな環境で育っているか(水辺か、木陰か、太陽の下か?)
花はどう付くか、葉は交互か対か、植物の生きている命すべてを表す感じでしょうか。
その個性を出生(しゅっしょう)と言います。↓って節子先生が説明しているところ(笑)
IMG_3557-14_20141018.jpg

植物の出生を大切に扱いつつ、床の間の陰と陽も味方につけて生けます。
この床の間で説明すると、右に窓があり、右から光が入ってきます。
左側の壁にその光が反射して一番明るくなります。
なので左側の三角の角が「陽」。手前の部分が「陰」。
IMG_3558-14_20141018.jpg
左の壁が一番明るくて、右の隅っこが暗いのがよくわかりますね。
(よくわかるように室内の電気は切ってあります。)

この陰と陽は植物にもあって、ひとつは表が陽、裏が陰。
二つ目は葉っぱの葉脈を挟んで右と左。
たくさん育って幅の広いほうが陽。狭いほうが陰。
これはその葉っぱがどんな環境で育ったかによります。
基本植物は南側に向かっているほうがたくさん育ちます。
太陽の方向に向いている側がたくさん育つんですね。
今でこそ植物の植生に関する研究は行われており、理屈理論があります。
でも、生花は江戸時代に隆盛を誇った様式。
その時代から植生を考えて生ける、ということがなされていたということが驚きです。

そして床の間の陽に向かって、真の葉が一枚。これが第一歩。
次いで真の葉に向かって順々と、真(しん)、副(そえ)、体(たい)。
すべての葉は真に向かうので、結果として葉の裏が見えてます。
裏を見せるためではなく、真に向かった結果、裏が見えているとのこと。

かわいいなと思ったのは、体。体は客位に向かって生けます。
要するにお客様のいらっしゃるほうへ向くように。
一番下の、ぺろりとこちらへ向かっている葉が体の一部。これ、かわいい。
IMG_3560-14_20141018.jpg

シルミルは町屋の2階で行われています。
奥の土蔵の白壁に当たった反射光で、部屋の中も十分明るいですよ。
IMG_3564-14_20141018.jpg
今日も一日、みっちりと勉強させていただきました。

町屋のおくどさん。
IMG_3565-14_20141018.jpg

大きな梁があります。日の光もさんさんと。
IMG_3566-14_20141018.jpg

お稽古 | 19:10:52 | Trackback(0) | Comments(0)
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