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はーの輔

Author:はーの輔
はてさてどんな方が来て下さるのやら
現在は大阪市内にて住んでいます。音楽、美術館めぐり、旅行、きものに興味があります。
同じ趣味の方もそうでない方もごゆるりとお楽しみ下さい。

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素晴らしき色の世界
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京都高島屋で開催中の
「日本の色 吉岡幸雄の世界 ~カッシーナ・源氏物語との出合い~」
染色史家の吉岡先生の作品群です。

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acicoさんに誘われて行ってきました。

吉岡先生が源氏物語の一帖一帖から読み解いた色の世界が広がります。
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白い夕顔を表したもの。
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花びらの白、花芯の黄色、葉の緑。
コントラストが強いので、私にはこのままでは無理ですがこのような合わせ方も憧れます。

グレー、鈍色の濃淡。鈍色とは錆びた色、錆びとは鉄の錆び。
吉岡先生のギャラリートークで鉄媒染の話があったのですが、
鉄媒染してグレーになるのであれば、先に染めるのは何色なんだろう?って思ってました。
ギャラリートークの後のサイン会の後に吉岡先生とお話ができ質問しました。
栗やドングリで茶色く下染めしたものを鉄媒染するとこのようにモノクロに変化するそうです。
酸化させた鈍い色がこんなにも色鮮やかなんて初めて見ました。
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左側の襲は源氏の君が喪に服す際に用いたとされる色目。
上は鈍色ですが、その下は紅花染めの目も覚めるような赤。
鈍色から透けるほのかな赤。喪に服しながら何を思ってたんでしょうね?

トーンの違う紫の集合。
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グレーに白に濃いピンクに赤茶。
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白と濃いピンクを重ねると薄いピンクになります。
この透かした色を楽しむのがこの平安時代のオシャレだったそうですよ。

これは打って変って白い世界。雪、氷の襲。
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生絹(すずし)や練絹(ねりきぬ)の白い反物だけで構成されています。
生絹のほうがしゃりっとしっかりしてて、練絹のほうはとろ~り。
質感が違うと光の反射と吸収も違いますね。

右側のこんな空色も植物染料からできるんですって。
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カッシーナの家具との調和。
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無造作にソファにかけられている布地も吉岡先生の作品。豪胆な格子柄と色使いです。
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目に入る色がとても優しくて幸せな空間でした。
空気に色がのっているような錯覚さえします。本当に惚れ惚れします。
身近な世界にこんなにも鮮やかで優しい世界があるのかと再認識しました。
明日15日までですが、着物に興味のある方もない方も是非足を運んでいただきたいです。

お出かけ | 22:43:44 | Trackback(0) | Comments(0)
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