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はーの輔

Author:はーの輔
はてさてどんな方が来て下さるのやら
現在は大阪市内にて住んでいます。音楽、美術館めぐり、旅行、きものに興味があります。
同じ趣味の方もそうでない方もごゆるりとお楽しみ下さい。

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まだまだ熱は下がりません。
なかむらさんのところで頭に上がった血。。。。。
難波高島屋の糖朝で冷やそうと試みますが、下がりませんねぇ
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熱い頭のまま松竹座の夜の部も見てきましたよ。
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伊賀越道中双六:沼津の段
これも去年の文楽の通しで見てました。
人形浄瑠璃を歌舞伎にしたものなので、大夫さんが出てきます。
中村扇雀さんが米(瀬川)を、純情さだけではなく
婀娜っぽくも凛とした役柄として演じてらっしゃったのが印象的でした。
坂田藤十郎さんは十兵衛役。
20代後半の少しおっちょこちょいで剽軽な雰囲気が出てました。
筋書き自体は文楽と同じなのですが、役のとらえ方が少しづつ違って
それもまた面白さに繋がってます。


身替座禅
もうアホなぼんぼん大名の笑話でした。
狂言の「花子(はなご)」を題材にした舞踊作品。

ぼんぼん大名は恐妻家。
花子という恋人に会いに行くために一芝居。
夢見が悪いからと言って部屋にこもって座禅をすると言います。
この「こもる」のがミソ。こもって打掛をかぶっていれば中身が誰だかわからない。
しかも見に来たらご利益がなくなるから駄目だよ、と奥方玉の井には言います。
打掛の中身を太郎冠者に任せて、ぼんぼん大名は花子のもとへ。

太郎冠者は、部屋で打掛をかぶってじっとしていると
奥方玉の井がやってきて、お茶はどうだ、お菓子はどうだと勧めます。
そして打掛をかぶっているのがしんどかろうと、
えいやと外せは中にいたのは太郎冠者。
これはどう言うことやと太郎冠者に問いただせば
太郎冠者はぺらぺらと話してしまいます。
からくりを知った玉の井は、太郎冠者の代わりに打掛をかぶって
ぼんぼん大名を待ち伏せします。
そこへ、お酒も飲んで、花子とも楽しんだぼんぼん大名ご帰宅。
思い出し笑いをしながらにやけきった、だらしのない顔をしてます。
「太郎冠者、ご苦労であった。もう打掛をとってもええぞ。
でも花子との話を聞いてほしい。打掛を取ってしまったら面はゆい。
そのままで話をきいてくりゃれ。」と、
玉の井が太郎冠者と入れ替わっていることも知らず
べらべらと花子とのことを話し始めてしまいます。

その間、打掛の中の玉の井は言葉を発することが出来ないので、
身振りで「うんうん、はいはい、違う」と相槌をうちます。
それでも旦那と恋人の話は聞きたくないもの、
打掛の端から見える顔がどんどん険しくなっていきます。
てか、このときの玉の井は中村翫雀さん、そうとうな形相をしてました。
体もわなわな震わせてます。
で、最後の最後打掛を取ったら中身が玉の井だとわかってからがさあ大変。
逃げ惑うぼんぼん大名を追い掛け回す奥方玉の井、
ストップモーションアニメのコマ送りみたいなドタバタで終わり。

ぼんぼん大名山蔭右京は片岡仁左衛門さま。
本当にお茶目でアホな雰囲気が満載です。
対する太郎冠者は中村橋之助さん。
この二人の掛け合いが絶妙で、始終くすくす笑ってしまいます。
そして中村翫雀さん扮する奥方玉の井、
旦那を尻に敷く奥方を演じつつ、かわいい部分と図太い部分を演じ分け
ここ一番を掻っ攫って行きました。


真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち):豊志賀の死
初めての怪談物で、うひゃっとびっくりどっきりでした。
三遊亭円朝の怪談落語が元になっています。
富本節のお師匠豊志賀は、弟子の新吉と深い中になりますが
(年齢差20才、新吉が若いんですよ)
顔に腫物が出来てから、病からくる陰鬱さもあって
同じ弟子であるお久と新吉の仲を疑うようになります。
病から発生する癇癪を破裂させる豊志賀の看病に疲れた新吉。
継母からのいじめから逃れたいお久。
ある日二人で鮨屋に行ったところから何やらおかしな雰囲気に。
鮨屋で鮨を食べようとしたら、豊志賀の声が聞こえる????
怖くなって叔父の家に転がり込むと
「お師匠さん、新吉を探してこの家に来てるよ。向こうの部屋で休んでる」
と言うではないですか。
駕籠で家に帰るために、叔父が駕籠かきを呼びに行きます。
そうすると必然的に家の中に新吉と豊志賀が二人で残されます。
「お師匠さん、奥の部屋でどうぞ休んでてください。」と言われて
豊志賀は部屋へ行きますが、いつの間にやら部屋から出てきて
新吉の後ろへすーーーーっと立って、新吉ぎゃーーーーーー。
まぁ、びっくりしますよね。
そんなことをしているうちに人がやってきて
「豊志賀師匠、家で死んでるで」と言うではないですか。
え、師匠あっちの部屋に居るで、え、え、え、じゃああっちの部屋におるんは誰や?
新吉、怯えて、すんませんすんません、で幕。

豊志賀師匠を演じたのは中村時蔵さん。
どんどん具合が悪くなり、疑り深くなっていく変化を刻々と演じてらっしゃいました。
その変化が怖かったです。いやー、怖かった。
新吉は、真面目なふりをした不真面目人間。
時たま斜に構える新吉を尾上菊之助さんが演じています。


女伊達
苦手な舞踊、、、だったのですが面白かったぁ、ぞ。
新吉原の仲之町。女伊達がやってきて、そこに挑みかかる二人の男伊達。
男二人をあしらう女伊達。女っぷりを存分に踊りで表した演目です。
女伊達を男性である片岡孝太郎さんが演じているんですが、
見得の切りっぷりがとっても女勝りでかっこよかったです。はちきんや。
手のひら、指先、腕や肘の使い方、体や膝、どれをとってもかわいくも強い女性です。

観劇 | 21:22:04 | Trackback(0) | Comments(0)
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