投稿日:2013-05-19 Sun
歯医者さんの後は、天王寺の大阪市立美術館で開催中の「ボストン美術館 日本の至宝」を見に行ってきました。
今回の大目玉は曽我蕭白の雲龍図。
渦巻く雲、雲、雲。お目目が人の頭ほどあります。
しっぽもぐわぁんってうねって、今にもうねりそうです。
風仙図屏風ではぐるぐるっと風が舞っていて、後でお弟子さんがすってんころりん。
その表情や仕草が漫画ちっくです。
他にも馬頭観音菩薩像。真っ赤なお肌をした馬頭観音様。正面を睨むお顔が凛々しいです。
奈良時代や平安時代の仏画の色が色鮮やかなことに驚きました。
吉備大臣入唐絵巻と平治物語の絵巻物も圧巻です。
手元の間近でじっくりとみることが出来ました。
衣装や顔、手の書き込みの細かい事。びっくりします。
そして鸚鵡さん。伊藤若冲です。(HPからお借りしました)
体毛がふさぁぁっと広がりそうで、お腹とか触りたくなります。
とさかの部分が少しピンクかかっています。
私は10年ほど前にボストンに行ったことがあります。
2か月ほど留学をしていたのです。
そのときにボストン美術館へも行ったことがあります。
(ボストン美術館は毎週金曜日の午後は無料開放になるので、毎週行ってました。)
ボストン美術館は日本美術が有名なことは知っていたので
展示エリアへ足を運んだのですが、人っ子ひとりいないし保存の為に照明が暗いことと、
その暗い場所にぼーーっと浮かび上がる仏様が怖すぎて
戸口から覗いたっきり足を踏み入れることが出来ませんでした。
ホラーな雰囲気がぷんぷんとしてました。なんかでてきそーーー。
今回は、周りにたくさんの人がいたので安心して見ることができました。
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