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はーの輔

Author:はーの輔
はてさてどんな方が来て下さるのやら
現在は大阪市内にて住んでいます。音楽、美術館めぐり、旅行、きものに興味があります。
同じ趣味の方もそうでない方もごゆるりとお楽しみ下さい。

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女子ばんざーい (魔女闇鍋女子会的な)
題名からしてなんのこっちゃいな、です。

ベルリオーズ作曲、幻想交響曲。
先日、母にこの曲の構想を話していて、とっても面白かったらしく、
上記のような↑↑↑題名を考えてくれました。

幻想交響曲は、ベルリオーズの失恋というか妄執が生んだ曲。
ベルリオーズ自身の注釈が5楽章それぞれに付いています。
今回ははーの輔の身勝手な追加テロップにてお楽しみください(@^^)/~~~

まずは、登場人物について。
ある若い音楽家がいます。恋の悩みで発作を起しアヘンによる自殺を図ります。
がしかし、死ぬには至らず青年は眠りの中でいろいろな幻想を見ます。
ということで、青年の狂った頭の中で繰り広げられる幻想を音楽にしたものです。

第一楽章「夢、情熱」
前途洋々とした青年がある女性に恋をします。
「あ~あの子可愛いなぁ、おお何してるんだろう?こっち見てくれへんかな?
なんかもしかしてこっち見てる?一緒に遊びたいなぁ、でもほかの子も見てる。。。。」
ってややストーカー気味なこの青年。
頭ん中にお花が咲いて、もう少しで頭の上にも咲きそう。というかもう咲いてるよね。
ああ、胸が苦しい。なんでだろう。あの子の目線だけで、、、、、
って十分ストーカーですって。
むしろこの楽章だけでもうお腹いっぱい、十分弾いた気になれます。

お次は 第二楽章「舞踏会」
あこがれのあの子が垣間見れる舞踏会。
ワルツの音色に乗ってブンチャッチャ、ブンチャッチャ。
でもどうしてか不穏な音がする。どうしてかなどうしてかな。
いいや、そんなことはお構いなしに楽しんじゃえ!!!ヽ(^。^)ノ
華やかな木管とハープの音色。流れるバイオリンのメロディーライン。
(もうすでにこの時点で青年の頭はアヘンに侵されており、収集が付かない状態。)

第三楽章「野の風景」
打って変って、田園地帯の野原にいる羊飼いたちの風景。
牧歌的な雰囲気の中、青年の心にもしばしの平穏が訪れる。
しかしあの子のことを思うとになぜか不穏な空気が漂い、生暖かい風が吹く。
やがて夕暮れが近づくとともに、彼女に捨てられたらという思いが頭をかすめ
どんどん目の前が暗くなり、、、、、遠くで雷鳴が鳴り、、、、、
風景描写と青年の心の内が入り混じる音で

第四楽章「断頭台への行進」
ヤーパーパッパーラ、ヤーパーパッパーラ、重々しい冒頭が印象的です。
両手でティンパニが頑張る連打!!!!!!!
勇ましい行進曲の始まりです。さてさてこの行進曲で向かう先はどこでしょうか。
そう、断頭台です。青年は断頭台に向かって歩みを進めているのです。
なぜか?それは青年が妄想の末に愛しの彼女を殺してしまったから。
でももうすでにアヘンでパッパラになっているので、彼女の幻想を求めて歩みを進めます。
それが断頭台への階段を上っていても気にならないのです。
首を寝かせて、ザーーーっとギロチンが落ちます。あ、彼女が見えたかも?
ってあれ、首がコロコロ、トン。僕の首、落ちた?
スネアドラムで幕を閉じます。

第五楽章「ワルプルギスの夜」
蠢く有象無象の物体。むごごごごごご、
Esクラリネットが青年が好きだった彼女を表してますが、何か雰囲気がおかしい。
なにやら不穏な空気を纏う彼女。実は魔女だったのです。そして魔女の集会の始まりです。
「ねぇねぇ、そっちはどうだった?こっちの男はアホでさ」
って自分たちの魅力にはまって破滅した男の話を酒の肴に魔女の闇鍋大会の始まりです。
「結局のところ男ってバカよね。やーいバーカ、バーカ。あんなんになってんのんよ。
女子ばんざーーーーい!!!かわいい、サイコー!!!眷属よ、我らを誉め称えよ!!」
弦、木管、金管それぞれに吠えて吠えて吠えて化け物たちの咆哮と喧噪。
怒涛の終楽章。


ベルリオーズ(1803-1869年)の音符って、一見ハチャメチャに聞こえるんですが
意外と真面目に音符が並んで音が進行していきます。
なので、聞くのと弾くのとではイメージが変わりました。
また、私が引いた時の指揮者の方が、かなり細かく運弓に指示を出し
上昇音形はアップボウで、下降音形はダウンボウで弾こうね。
ティンパニに両手で同時に叩いて下さい。右左でトコトコしちゃダメ、とか。
なかなかに音を作ることに緊張感を持たせることを考えてらっしゃいました。
弾きづらさの中にはらむ緊張と不穏な雰囲気を必要としていたのだと思います。
そして終楽章のEsクラリネットのメロディーで指揮者の方の「もっと振り乱して!!」の言葉に、
思わずみんな「クラリネットを吹くのに何を振り乱すんや?」と??になったのは秘密です(^○^)
髪の毛を振り乱した狂気もあらわに貪婪な状態を表現するための指示だったのですが、
如何せんその時のクラリネット奏者は、おっとり系の上品なおばちゃま。
でもしっとりふんわり雰囲気にスパイスが効いたEsクラリネットに仕上がったと思います。

音楽 | 00:43:07 | Trackback(0) | Comments(0)
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